新型コロナウイルスに感染した河村たかし市長が不在の中、補正予算案などを審議する名古屋市の9月議会が10日開会しました。

 名古屋市の9月議会は午前11時ごろ開会し、自宅療養を続けている河村市長にかわり、中田英雄副市長が議案を代読しました。

 提出された補正予算案は総額45億5000万円余りで、このうち約42億円がPCR検査や感染者の健康観察を拡充するなど、新型コロナ対策のための費用です。

 9月議会には、河村市長がオリンピック選手の金メダルを噛んだ問題で、市長給与3か月分、あわせておよそ150万円を減額する条例案も提出されています。

 河村市長は週明けには登庁する予定です。