三重県四日市市は11日、新型コロナウイルスのワクチン接種で市の責任者らが数を間違え、余ったワクチン30人分を廃棄したと発表しました。

 四日市市によりますと11日、ワクチンの集団接種会場で、市の責任者と薬剤師が接種人数300人に対し、ワクチンの数を330人分を用意していて、余った30人分を廃棄したということです。

 ワクチンが余った場合、市民と直接関わる市の職員などが接種することになっていますが、数の間違いに気付いてから30人を集めることができなかったということです。

 この問題を受け、四日市市は「今後は市の感染症対策室に電話で当日の接種人数と人数分のワクチンの数を電話で報告する」として再発防止に努める方針です。