名古屋市では13日、新たに272人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。高齢女性1人の死亡も発表されています。

 感染がわかったのは10歳未満から80代までの272人です。このうち、10歳未満が45人、10代が30人、20代が63人、30代が51人などとなっていて、30代以下の若い層がおよそ7割を占めています。

 感染経路がわかっているのは183人で、内訳は家族が119人、職場が19人、知人が33人、施設が12人となっています。

 市内に住む10代と40代の女性2人はすでにクラスターに認定されている市内医療機関の利用者で、感染者は27人となりました。

 12日午後7時時点で、入院者数は374人で、このうち重篤の患者が8人、重症者数は35人です。

 名古屋市は12日からコロナ病床を30床増やし、401床となりましたが、病床使用率は依然80%を超えていて、担当者は感染者が減少傾向にあるものの、医療は厳しい状況にあるため引き続き感染対策や自粛をお願いしたいと話しています。

 また、入院していた80代女性の死亡が公表され、この女性には高血圧の基礎疾患があったということです。死者は合わせて436人となりました。