12日の三重県知事選挙で初当選した一見勝之新知事に14日、当選証書が手渡されました。新型コロナ対策については「立ち止まらずに検証し対策を講じたい」と決意を語りました。

 三重県の一見勝之新知事(58)は、14日正午すぎに県の選挙管理委員会から当選証書を受け取りました。

 元国土交通省官僚の一見新知事は、12日の知事選で与野党4党の推薦を受け、2位の候補者におよそ30万票の大差をつけて初当選しました。

 就任会見では、これまでの県の新型コロナ対策を検証し、ワクチンの接種状況や必要な病床数などを県民が確認できる仕組み作りに意欲をみせました。

一見新知事:
「立ち止まっていてはまずいので、立ち止まらずに検証をして対策を考えていきましょうと。(名称は)コロナ対策レビューだとか、コロナ対策大綱だとか」

 また職員への挨拶では、古代中国の「聴政」という言葉を引き合いに、県民や職員らの話を聞きながら県政に取り組む姿勢を示しました。