愛知県の大村知事へのリコール運動をめぐる署名偽造事件で、事務局の幹部だった元常滑市議が、書類送検されたことがわかりました。

 15日付けで書類送検されたのは、リコール運動の事務局の幹部だった山田豪元常滑市議(52)です。

 捜査関係者によりますと、山田元市議は事務局長の田中孝博被告(60)らと共謀し、去年10月、佐賀市内でアルバイトに数十人分の署名を偽造させた地方自治法違反の疑いが持たれています。

 山田元市議は今年5月、取材に対し、署名偽造への関与を認め「法の裁きを受ける必要がある」と話していました。

 また警察は、アルバイトの動員に関わった名古屋市の広告関連会社の関係者の男性2人も、地方自治法違反の疑いで書類送検しています。