愛知県岡崎市の新型コロナワクチンの大規模接種会場で、前の日に注射器に充填した期限切れのワクチンを、誤って18人に接種したことがわかりました。

 誤接種があったのは、愛知県の新型コロナワクチンの大規模接種会場となっている「藤田医科大学岡崎医療センター」で、17日正午過ぎ、前の日に注射器に充填したモデルナ製ワクチンを誤って18人に接種しました。

 モデルナ製のワクチンは、注射器に充填してから6時間以内に接種することになっていますが、今回はおよそ18時間経過していました。

 前日のキャンセル分が廃棄されず、会場に残っていたということです。今のところ健康被害の報告はありません。

 岡崎医療センターは今後、接種を受けた人に抗体検査をして免疫の状態を確認し、必要に応じ追加の接種をするとしています。