緊急事態宣言が出される中で迎えた3連休の最終日9月20日。岐阜県高山市では、多くの観光客で賑わいましたが、「宣言に慣れてしまった」という言葉が口々に聞かれまし。

 高山市の観光名所「古い町並み」。20日は天気にも恵まれ、朝から多くの観光客が訪れ、賑わいをみせました。

和装店の主人:
「久しぶりにたくさんの人がいらっしゃった。5月の連休辺りより、うんと多いような気がいたしました」

土産物店の店員:
「(人出が)増えてきたなって、ありがたいなと思います」

 緊急事態宣言下、少しずつ戻ってきた高山の「活気」。一方、訪れた観光客からは、新型コロナに対する意識の変化が聞かれました。

埼玉から来た女性2人:
「(緊急事態宣言は)慣れたっていうか、そんなに気にしてないよね。ワクチン打ったしいいかな、みたいな」
「ホテルも、他の人と一緒にならないような感じだし」
「なんか、そんなに気にしてないかもしれないよね。良くないけど」

富山から来た男性:
「(Q.来る時に迷いはなかった?)特にはなかったですね。(ワクチン)もう打ってます、それもあってって感じですね」

 長引く「自粛疲れ」に、ワクチン接種による「安心感」。多くの人が「宣言慣れ」している現状が見えてきました。