岐阜県では20日、新たに43人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から70代までの43人です。

 岐阜市に住む20代から30代までの男女5人は、これまでにクラスターとなっている職場の従業員や家族です。このクラスターは35人となりました。

 また、岐阜市では同居する20代の男性3人とアルバイト先が同じ10代の男女2人のあわせて5人に感染がわかり、県は新たなクラスターに認定しました。

 19日時点の病床使用率は30.6%、重症者は10人、入院患者数は250人となっています。

 古田肇知事は20日の会見で、ピーク時には1500人を超えていた自宅療養者がゼロになったと発表しましたが、新規感染者数や病床率はステージ3の厳しい状況にあり、9月30日までの緊急事態宣言の解除については、今週にも専門家会議を開いて検討を進めたいとしました。