土地の価格=地価の調査結果が公表され、愛知県で上昇に転じました。

 愛知県内の地価の平均変動率は、住宅地で0.2%、商業地で1%の上昇となり、新型コロナの影響で下落した去年から一転、ともに上昇に転じました。

 住宅地で上昇率が最も大きかったのは、名古屋市中区錦1丁目のマンションで、13.2%上昇しました。

 また商業地では、去年は下落が相次いだ名古屋市中区錦のエリアが全ての地点で上昇に転じていて、専門家は「コロナ後を見据えた海外の投資家の注目を集めた」と分析しています。

 岐阜県は住宅地、商業地ともに29年連続で下落していて、高山市の観光地「古い町並み」があるエリアは全国で8番目の下落率となりました。

 三重県では住宅地が29年連続、商業地は30年連続で下落しています。