三重県では22日、新たに20人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。病床使用率は54日ぶりに30%を下回りました。

 感染がわかったのは、四日市市や津市などに住む10歳未満から50代までの20人です。

 内訳は四日市市5人、鈴鹿市5人、津市4人、鳥羽市3人などとなっています。

 鳥羽市の小学校に通う10歳未満の男女3人は同じクラスの児童で、17日に担任の教師に感染がわかり、その後接触者として検査を受けたところ陽性が判明しました。検査をした残りの児童や教職員合わせて50人はすべて陰性だったということです。

 また、8月28日から9月20日までに公表された陽性患者のうち、151人にデルタ株を含む変異株検査をした結果、140人が感染していたことがわかりました。変異株の陽性率は92.7%です。

 22日時点の病床使用率は29.8%で、7月30日以来、54日ぶりに30%を下回りました。自宅療養を含む入院調整中の患者は前日から40人減って324人です。