名古屋市では22日、新たに87人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの87人で、2日続けて100人を下回りました。

 年代別では10歳未満が12人、10代が13人、20代が12人、30代が17人、40代が12人などとなっていて、これまで最も多かった20代の感染者の割合が減り、広い世代に分散しつつある傾向です。

 感染経路がわかっているのは57人で、内訳は家族が28人、職場が12人、知人が8人、施設が9人です。

 市内に住む10代の女性は、部活動でクラスターが発生している扶桑町の高校の生徒です。このクラスターは15人となりました。

 21日時点の入院者数は289人で、このうち重篤の患者が3人、重症者が24人です。自宅療養者数は3144人となりました。

 21日は50代男性と80代女性の2人が亡くなったことも発表されました。

 50代の男性は自宅で亡くなり、その後感染がわかりましたが、ワクチンは1回接種していたということです。基礎疾患については公表されていません。

 名古屋市の死者は累計で450人となりました。