三重県では23日、新たに33人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは10歳未満から90代までの33人です。内訳は四日市市で8人、松阪市で8人、津市で5人、桑名市で3人、鈴鹿市で3人、名張市で3人、鳥羽市で2人、菰野町で1人となっています。

 松阪市に住む特別支援学校の男の子は、9月18日に39度台の発熱と咳の症状があり、検査で陽性と判明しました。男の子は9月16日と17日に県内の施設を利用していて、施設の関係者5人を濃厚接触者として検査を進められています。

 男の子は家族の20代女性に感染がわかったため、家族で検査を受けていて、23日は2人のほかに10歳未満から60代の家族5人の陽性も発表されています。

 名張市に住む40代女性は、県内の医療機関に勤務する医療従事者で、咳や味覚に異常を訴え、検査を受けて陽性と判定されました。県は接触者の職場関係者11人と、濃厚接触者の家族2人の検査を進めています。

 23日は入院していた90代の女性が亡くなったことも発表されました。23日時点の病床使用率は25.4%で重症者数は9人です。自宅療養を含む入院調整中の患者は280人となっています。