愛知県の大村知事は、10月17日に期限を迎える県独自の「厳重警戒宣言」を巡り、飲食店への規制を全面解除するかについて、慎重な考えを示しました。

大村愛知県知事:
「今一時、小康状態であっても、全部規制なしにして本当にいいかという事は、考えなければいけない」

 大村知事は11日午前の会見でこのように述べ、10月17日が期限となっている県独自の厳重警戒宣言について、飲食店などへの規制を全面解除するかどうか、慎重に検討する考えを示しました。

 厳重警戒宣言では、感染対策が徹底していると県が認定した飲食店では、営業時間を午後9時まで、酒類の提供は午後8時までとする規制をしていて、大村知事は規制を継続するかどうか、今週後半にも判断するとしています。