愛知県独自の「厳重警戒宣言」は10月17日が期限ですが、大村知事は11日、時短営業など飲食店への規制の全面解除について「段階を踏んだほうがいい」と話し、慎重な姿勢を示しました。

大村愛知県知事:
「(新規感染者が)ほとんどゼロになるということであれば、解除ということもあり得るのかもしれませんけれど、やはり少し段階を踏んだほうがいいかなと」

 大村知事は11日午後の会見でこのように述べ、10月17日が期限となっている県独自の「厳重警戒宣言」について、飲食店などへの規制の一部を緩和したうえで、18日以降も継続する考えを示しました。

 厳重警戒宣言では、感染対策が徹底していると県が認定した飲食店では、営業時間を午後9時まで、酒類の提供は午後8時までとする規制をしていて、大村知事は規制を継続するかどうか、今週後半にも判断するとしています。