20代職員感染し利用者14人検査の施設も…新型コロナ 三重で新規感染者4人 入院調整中の患者67人に
三重県では11日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。
感染がわかったのは、四日市市と桑名市の10歳未満から30代までの男女4人です。
県内の老人福祉施設に勤務する桑名市の20代女性は、10月9日から発熱などの症状があり、検査を受けて陽性が判明しました。県は施設の利用者14人を接触者とし、同居家族2人を濃厚接触者として検査を進めています。
四日市市の会社に勤務する事務員の30代女性は、10月7日に陽性が判明した50代男性の娘で、濃厚接触者として検査を受けて10日に陽性が判明しました。
女性は7日まで出勤していましたが、職場ではマスクを着用し同僚と距離を取るなどの感染防止対策を徹底していたため、市は職場での接触者はいなかったとして同居人1人を濃厚接触者として検査を進めています。
11日時点の病床使用率は11.9%で、自宅療養を含む入院調整中の患者は、前日から3人増えて67人になっています。