乗客と一緒に新鮮な農作物運ぶ…JAと鉄道会社が取り組みスタート 駅から車で10分程でスーパーへ
岐阜県の長良川鉄道で、乗客と一緒に新鮮な野菜を運ぶ取り組みがスタートしました。
今が旬のサツマイモに甘いリンゴ。関市のスーパーに並ぶのは、郡上市の若手農家が作った新鮮な農作物です。
これまでは車でスーパーまで輸送されていましたが、15日に野菜などを運んだのは長良川鉄道の列車。しかも野菜が乗せられたのは、乗客と同じ車両です。
これはJAと長良川鉄道が始めた取り組みで、15日は郡上市の美濃白鳥駅から関駅まで、およそ30分かけて運ばれました。
関駅からスーパーまでは車でわずか10分。届けられた野菜は早速店頭に並べられました。
鉄道を使い乗客と一緒に荷物を運ぶことで、輸送で出る二酸化炭素の削減も期待されています。
イオン関店の担当者:
「郡上の商品はブランド化されているので、定期的にご購入いただける機会を作ることによって、お客様の日々の食卓を彩ることができると思っております」
長良川鉄道で運ばれた農作物は、毎週金曜日午前10時からイオン関店で販売される予定です。