新型コロナワクチンの大規模集団接種会場となり、改修工事のため20日で閉鎖された名古屋のパロマ瑞穂スタジアムで、接種に協力した医療従事者に市から感謝状が贈られました。

 21日午後に閉場式が開かれ、ワクチン接種に協力した名古屋市立大学や名古屋市歯科医師会などに、中田英雄副市長から感謝状が贈られました。

 パロマ瑞穂スタジアムは、今年7月から名古屋市の大規模集団接種会場となり、20日までに約15万5千回、市民のべ7万人以上の接種が行われました。

 2026年のアジア競技大会に向けて11月から建て替え工事が行われるため、10月中の接種会場の閉鎖が決まっていました。

 名古屋市では、市民のおよそ7割がワクチンの2回接種を終えるなど接種が進んでいるため、大規模接種会場などは規模を縮小していますが、市の担当者は「まだ接種をしていない人は早めに接種をしてほしい」としています。