発電の過程で二酸化炭素を排出しない「CO2フリー電気」が、岐阜市の十六銀行の本店で、11月から導入されます。

 中部電力ミライズから十六銀行に調達されるのは「ぎふ清流Greenでんき」で、中部電力が運用する二酸化炭素が発生しない水力発電などで発電された電気を活用します。

 この取り組みは、脱炭素社会の実現に向け、中部電力ミライズと岐阜県が「CO2フリー電気」の活用を進めるもので、22日は岐阜県庁で古田知事らが協定を結びました。

 協定では、岐阜県が中部電力ミライズにCO2フリー電気を活用する企業を紹介し、中部電力ミライズは企業からの電気料金の一部を脱炭素化への取り組みに活用するということです。

 十六銀行では11月1日から、本店ビルの全ての電気を「CO2フリー電気」で賄うということです。