中部国際空港の今年度上半期の国内線の利用者数が、昨年度から1.6倍に増加しました。

 中部国際空港によりますと、今年4月から9月までの半年間に、空港を発着する国内線を利用した客の数は112万8000人余りで、前の年に比べ56パーセント増えたということです。

 新型コロナのワクチンの普及などで人の移動が再開したことが要因とみられますが、2019年の同じ時期と比べると、まだ33%の水準にとどまっています。

 また国際線の利用者数は、2019年の0.5%にあたる1万8000人あまりで、回復には程遠い数となっています。