中部電力や東邦ガスなどが出資し、国内最大級のバイオマス発電所が愛知県田原市に2025年に誕生します。

 新たにバイオマス発電所が建設されるのは、三河湾に面した愛知県田原市緑が浜の約6万5000平方メートルの場所で、中部電力や東邦ガスなど4社が出資し建設します。

 この発電所は木質チップを燃料としていて、バイオマス発電所としては年間の発電量がおよそ7.7億キロワットと国内最大級で、一般的な家庭の25万世帯分にあたります。

 建設はカーボンニュートラルに向けた取り組み強化の一環で、木質チップを燃やす段階ではCO2を排出しますが、木は成長する過程で大気中のCO2を吸収するため、総量に変化はなく環境に優しいとしています。

 工事は来年6月から始まり、2025年9月の稼働を目指します。