三重県紀北町の世界遺産・熊野古道の近くで、アケボノソウの花が見ごろを迎えています。

 2センチほどの白い小さな花。紀北町にある熊野古道の「馬越峠」近くの林道では、数百本のアケボノソウが咲いています。

 アケボノソウは花の先に黒い斑点があり、これを明け方の星に見立てたことが名前の由来と言われています。

 今年は例年とほぼ同じ10月初めごろから咲き始め、花にはミツを求めるハチも飛び交っていました。

 アケボノソウの花は11月初めまで楽しめるということです。