大豆でお肉の食感や味を再現する加工食品「大豆ミート」は、スーパーマーケットや飲食店でもメニューが増えています。ヘルシーなだけでなく環境にも優しく、それでいておいしいと注目が集まっています。

 大豆をお肉のように加工したヘルシー食材として注目が高まっている「大豆ミート」。名古屋市内のスーパーマーケットでも、売場には大豆ミートを使った食品がズラり。

 このスーパーでは、ハンバーグに唐揚げ、それに麻婆豆腐など、バリエーション豊富に20種類ほど売られています。

 食感だけでなく味も満足、それでいてヘルシーとあって、食卓の一品として取り入れる人も増えています。

名古屋文理大学短期大学部の佐藤名誉教授:
「大豆ミートは高たんぱく、低脂肪、低カロリー。それと食物繊維が多い、それからカルシウムやビタミンB1が多い。健康志向が高まる中で好まれている」

 栄養価も高く注目のヘルシーフード。名古屋発の喫茶店「コメダ」にも、大豆ミートメニューが登場しています。

 この秋発売の季節限定メニュー「大豆ハムカツバーガー」。大盛りキャベツとトマトベースの特製ソースがかかりボリューム満点です。大豆ミートが使われているのはハムカツの部分。見た目もハムそのものです。

 植物由来の大豆ミートは、人の健康だけでなく、畜産で出る二酸化炭素や森林伐採による地球温暖化抑制にも貢献すると期待されています。

コメダの広報担当者:
「(大豆ミートは)地球環境にも優しいと注目されている。食べるだけで地球にも優しいことができていると感じていただければ」

 人と地球の健康に優しい大豆ミート。種類も様々、皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。