三重県は新型コロナワクチンの3回目接種について、12月から始める方針を示しました。

 三重県の一見知事は4日の定例会見で、ワクチンの2回目接種を終えてから8カ月以上が経過した人を対象に、12月から3回目の追加接種を始める考えを示しました。

 追加接種に向け、ファイザー社製のワクチンおよそ6万4000人分が11月中旬以降に国から届き、その後自治体から対象者に接種券が発送される予定です。

 三重県の3日時点での2回目の接種率は73.1%で、一見知事は「これから受験やインフルエンザワクチンの接種も控えているので、早めの接種をお願いしたい」としています。

 3回目接種は、愛知県と岐阜県でも12月から始まる予定です。