岐阜県では5日、新たに17人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。

 新たに感染がわかったのは、岐阜市や美濃加茂市などに住む10歳未満から80代までの男女17人です。

 このうち岐阜市の10歳未満から80代までの男女6人と、美濃加茂市の10歳未満から40代までの男女4人は、それぞれ同居の家族です。

 第5波は全国的に収束に向かっていますが、県内の感染者は横ばいの状況が続いていて、岐阜県の古田知事は緊急の会見を開き、飲食店を利用する際の「マスク会食」の徹底など改めて感染拡大への警戒を呼びかけました。

 岐阜県では5日までの1週間の新規感染者のうち、40代以上では74%がワクチンを2回接種していて、半数以上がブレイクスルー感染と見られています。

 このため古田知事はワクチンを接種していても感染対策を徹底することについても改めて呼びかけました。

 県内の病床使用率は4日時点で4.5%、重症者は1人です。