愛知県瀬戸市出身の藤井聡太三冠は、新たなタイトル「王将」の挑戦権をかけて羽生善治九段と対局しています。

 藤井聡太三冠とタイトル100期目の獲得を目指す羽生善治九段の対局は、東京の将棋会館で午前10時に始まりました。

 王将戦の挑戦者決定リーグは7人の総当たり戦で、藤井三冠が3勝0敗とただひとり無敗をキープ、羽生九段も3勝1敗とリーグ上位の成績で、今回の対局が挑戦権獲得を懸けた大一番となります。

 先手は羽生九段で、しばらく考慮した後、角道を開ける歩を前に進めました。対局は夜までに決着する見通しです。