名古屋市は、12月に任期が満了する廣澤一郎副市長の後任に、松雄俊憲観光文化交流局長を充てる人事を固めたことが関係者への取材でわかりました。

 12月15日で退任する廣澤副市長は、民間から登用されましたが、新たに副市長への起用が固まった松雄局長は市役所内部からの登用になります。

 これまで観光文化交流局長として、河村市長肝入りの名古屋城天守閣の木造復元事業に携わっていて、関係者によりますと副市長就任後も引き続きこの事業を担当するということです。

 松雄局長を副市長に充てる人事案は、19日に開会する市議会11月定例会に上程されます。