新型コロナの3回目接種用のワクチンが、15日朝から東海3県にも届き始めました。

 運び込まれるダンボール箱。新型コロナワクチンの3回目の接種に使われるファイザー社製のワクチンです。15日朝、犬山市保健センターには2340回分が到着し、専用の冷凍庫に入れられました。

 愛知県内の各市町村には、今週から来週にかけて合わせて20万1240回分の3回目接種用のワクチンが配送される計画で、12月から医療従事者を対象に接種が始まります。

 3回目接種は2回目接種から8カ月が経過した人が対象で、今後高齢者などへの接種も順次開始される予定です。

 ブレイクスルー感染を抑えるために始まる3回目の接種。街からは期待と不安の声が聞かれました。

40代女性:
「打ちたいです。期間が空いてしまうと効果がなくなると聞いたので。できたら、もう一度打てるなら打ちたいです。(7歳の)子供は打てないので」

40代男性:
「打ちたいですね。積極的に打ちたいと思います。国内でいうと感染者数がだいぶ下がってきているので、多少効き目があるのかなと思います」

20代女性:
「打ちたくないです。副反応が怖い。(2回目の副反応が)めちゃくちゃしんどかったです。39度以上出て、頭痛がめっちゃひどかったです」

20代男性:
「今のところ受ける予定はないですね。元々今まで2回目接種でいったん大丈夫だよねみたいな話だったので、自分もそれでいいのかなみたいな」

 3回目ワクチンは、岐阜県でも15日に一部の自治体に到着し、三重県は16日以降に到着する予定です。