10月から11月にかけて相次いだリニア中央新幹線のトンネル事故を受けて、再発防止に向けて情報を共有する安全推進協議会が設置され25日、1回目の会合が開かれました。

 リニア中央新幹線のトンネル工事をめぐっては、10月、岐阜県中津川市で崩落事故が発生し作業員2人が死傷したほか、11月にも長野県豊丘村で1人がケガをしています。

 これを受けてJR東海は本社と沿線7都県に安全推進協議会を設置し、25日、中津川市などで1回目の会合を開きました。

 中津川市の協議会にはJR東海と岐阜県内のリニア工事を請け負う施工会社からあわせて39人が出席し、2件の事故の概要説明や、事故防止のための情報の共有などが行われました。

 岐阜県など7都県の協議会は、工事完了まで毎月開かれる予定です。