20日間余りにわたって行われたドラゴンズの秋季キャンプは26日、最終日を迎えました。

 練習前、立浪監督は…。

立浪監督:
「明日からオフに入るけれども、自覚を持ってね。2カ月間、別に毎日練習しろとは言わないし、休むことも必要」

 と、オフでのメリハリを話しながらも…。

立浪監督:
「(キャンプインの2月)1日から練習した時に、そっからまた体ができていなかったら、実戦で結果出せんよ」

 選手に「自覚」してオフを過ごすよう求めました。26日は、立浪監督から投手陣へ思わぬサプライズ。じゃんけんで勝った選手はキツいノックを免除。

 見事勝負に勝った岡野投手と橋本投手は監督と握手を交わし、一足先にグラウンドを後に。負けた小笠原投手と高橋宏斗投手は、今日もまたまたハードな練習に。外野を走り回るアメリカンノックを受けました。

高橋宏斗投手:
「自分の体力・技術がまだまだだったので、しっかりともう一段階踏ん張って、自分にムチ打ちながらやってました」

 野手では、強化指定選手に指名されていた石川昂弥選手と根尾選手も秋季キャンプを完走。26日立浪監督は根尾選手に来シーズン、外野一本で勝負させることを明言しました。

根尾選手:
「昨シーズンは内野も外野もやってという形だったんですけど、しっかり1本に絞って、バッティングで出場機会を他の選手から奪えるように」

石川昂弥選手:
「キャンプで強化指定選手に指名していただいて、これだけ練習させていただいて、今まで一緒にやってきた選手たちがライバルになるので、そこで自分が一つ抜け出せるようにしっかりやりたいと思います」

 指揮官として初の秋季キャンプを終えた立浪監督は…。

立浪監督:
「この20日間で変わった選手もたくさんいますし、課題も見つかって、これから自分の頑張り次第でさらに良くなる選手もたくさんいます。非常に有意義な時間でありました」