南海トラフ巨大地震の発生を想定し、30日は中部電力が全社で防災訓練を行っています。

 訓練は、午前9時ごろに最大震度7の南海トラフ巨大地震が発生し、愛知・三重・静岡の一部に大津波警報が発令された想定で始まりました。

 名古屋市東区にある中部電力本店では「非常災害対策統合本部」を立ち上げ、林欣吾社長がテレビ会議で結んだ地方の拠点やグループ会社に、従業員の安否確認や被害状況の把握を指示しました。

 また訓練では、静岡県の浜岡原発など発電所の稼働状況について報告を受け、計画停電を含めた対策を検討するよう指示を出していました。