新型コロナワクチンの3回目接種が、医療従事者を対象に始まりました。

 このうち愛知県豊明市の藤田医科大学病院では、午前10時ごろから医師や看護師などおよそ200人の医療従事者を対象に接種が始まりました。

 3回目接種では、原則2回目接種から8カ月が経った人が対象で、ファイザー製のワクチンが使われています。

接種を受けた看護師:
「私達が感染させてしまうかもしれないという可能性を減らすことができて、患者さんも安心してくださるのではないかな」

 また岐阜県の大垣市民病院でも、去年3月に2回目のワクチンを接種した約520人の医療従事者を対象とした3回目の接種が始まりました。

接種を受けた医師:
「日常で新型コロナの患者さんに接する機会が多いので。家族や周りの人にうつすことを考えると、ワクチンを接種したほうがいいと思いました」

 東海3県では、1月末までに医療従事者約31万2000人が3回目接種を終える予定です。

 一方、1月以降からは65歳以上の高齢者の接種も始まり、一般の住民にも順次対象が広がっていきます。