12月1日から医療従事者を対象に新型コロナワクチンの3回目接種が始まりましたが、接種を終えた2人に副反応がなかったか、話を聞きました。

理学療法士の樅山さん:
「そこまで気になるようなものはないですね」

 3回目の接種から丸一日。理学療法士の樅山智也さん(26)です。名古屋市西区の名鉄病院で勤務する樅山さんは1日、医師や看護師などとともにファイザー製ワクチンの3回目接種を受けました。

 今年3月末に2回目の接種を終えていて、これまで同様、今回も気になる副反応はなかったといいます。

樅山さん:
「手は普通に上がるような形になっていて、体調は業務には支障が出ていないくらいで、心配なところは特にないですね」

 厚生労働省によりますと、ファイザー製のワクチンは、2回目の接種と比較して副反応は概ね同じ程度としています。もう一人お話を伺ったのは、理学療法士の山北康介さん(40)です。

理学療法士の山北さん:
「今のところ2回目以上の副反応は実感していない」

 2回目の接種後は、腕の痛みに加えて38.3度の発熱があったという山北さん。3回目接種の後は悪寒を感じたため、早めに鎮痛剤を服用したといいます。

理学療法士の山北さん:
「早めに解熱鎮痛剤を一度服用して、今は体の倦怠感は一切ない状態ですね。打ってみて安心感という面では、自分の周りや患者さんに対しても少なからずお分けできる」

 三重県在住者に新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染した人の濃厚接触者が3人いたことが、2日新たに分かりました。

 3人はいずれも、1日確認された国内2例目の感染者でペルーに滞在歴がある男性と同じ飛行機に搭乗し、27日に成田空港に到着しました。

 3人とも空港で行った検査では陰性だったということです。

 東海3県では1日、愛知県で1人、岐阜県で2人がオミクロン株の感染者の濃厚接触者と確認されています。