愛知県では12月2日、新たに5人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。

 感染が判明したのは、20代から70代までの男女5人で、死者の発表はありませんでした。

 大村知事は会見で、新たに県内在住の7人が新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」の感染者の濃厚接触者に認定されたと明らかにしました。

 7人は空港の検査ではいずれも陰性で、うち6人は県内の宿泊療養施設で、1人は自宅で隔離生活をしているということです。

 一方、政府は接種間隔を「原則2回目接種から8か月以上」としていた3回目接種の前倒しを検討しています。

 これを受け、大村知事は「オミクロン株がまん延する状況になれば(2回目接種から)6か月で打つという形にやれるところから切り替えていきたい」と述べ、感染状況次第で3回目接種の前倒しをする考えを示しました。