名古屋市熱田区の熱田神宮で正月に向けて、縁起物の「破魔矢」作りが最後の仕上げを迎えています。

 名古屋の熱田神宮では巫女ら30人ほどの女性が集まり、来年の干支「寅」が描かれた絵馬を矢に結びつけていきました。

 およそ8万本が用意される新年の破魔矢は、新型コロナ対策で「密」を避けるため、今年5月から少しずつ製作を進めていたということで、2日は最後の4500本ほどが仕上げられました。

 作業に参加した女性は「皆さんが夢や希望に向かって寅のように前進していける、いい年になるよう願いを込めました」と話していました。

 この破魔矢は1200円からで、すでに1日から授与が始まっています。