国が新型コロナワクチンの3回目接種を前倒しする方針を固めたことを受け、愛知県の大村知事は高齢者施設の関係者などへの接種を年内に開始する考えを示しました。

大村愛知県知事：
「（2回目接種から）6カ月経った方を対象に、特に高齢者の方から打つことは可能。いいですよということになれば、直ちにそういう形で3回目の接種をやっていけるように準備に入っていきたい」

　6日の会見で大村知事は、ワクチンの3回目接種の前倒しについて、2回目接種から6カ月が経った高齢者施設や障害者施設の関係者に対して、年内にも接種を開始する考えを示しました。

　3回目接種について、政府はこれまで接種の間隔を「2回目から原則8カ月」としていましたが、オミクロン株の感染拡大を受け、自治体の判断で前倒しする方針を新たに示していました。

　岸田総理は6日午後、臨時国会の所信表明演説で、「3回目接種の前倒し」について表明するとみられています。