名古屋市では6日、新たに1人に新型コロナへの感染が確認されました。11月のまとめで新規感染者数が大幅に減った一方、経路不明者の割合が8割に上るとの結果も発表しました。

 感染が確認されたのは、10歳未満の女児の1人で、家族間で感染したとみられています。

 名古屋市では11月13日以降、新規感染者が5人未満の日が続いています。

 また名古屋市は6日、11月のまとめも発表しました。

 新規感染者数は60人で、9月の9150人、10月の410人から大きく減り、全ての区で10人を下回りました。

 一方で感染経路がわかっていない人の割合は80%に上り、9月の39.5%、10月の51.7%から大幅に上昇しました。

 市の担当者は「ワクチンを接種した人が増えたが、症状が出ないために調査しても感染者と思われる人との接触がわからなくなっている」と分析しています。