三重県では14日、新たに1人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、鳥羽市に住む80代の女性です。女性は12月12日に倦怠感があり、検査を受けたところ陽性が判明しました。

 女性は現在、市内の宿泊療養施設に滞在しているということで、県は女性の同居家族3人を濃厚接触者として、検査を進めています。

 14日時点、病床使用率は0.2%で、重症者はゼロです。

 また、13日に国内で確認されたオミクロン株の陽性者4人の濃厚接触者として三重県在住の人が2人いることがわかりました。

 三重県によりますと、濃厚接触者の1人は、ケニアに滞在歴がある30代男性の陽性者と同じエチオピアから成田空港行きの飛行機に乗っていたということです。

 2人目は、アメリカに滞在歴がある20代女性の陽性者と同じホノルルから関西空港行きの飛行機に乗っていたということです。

 いずれも8日に帰国して空港の検査で陰性が確認されていて、今後は県外の宿泊療養施設に入り健康観察が行われます。

 これまで症状は無く、体調不良も訴えていないということです。三重県でオミクロン株の濃厚接触者が確認されたのは、これで7人目です。