生乳の大量廃棄が懸念される中、市役所が酪農家らを支援するイベントを開催しました。

 牛乳やバターなど、乳製品の原料となる「生乳」は、新型コロナの影響で飲食店などでの需要が減ったことから、この年末年始に国内で5000トンほどが廃棄されると懸念されています。

 こうした中、愛知県の豊橋市役所では21日、影響を受ける酪農家などを支援しようと、市と地元の乳製品メーカーが協力し、市役所の前で来庁者や職員に牛乳などを販売しました。

購入者:
「少しでも役に立てればと思って」

中央製乳の担当者:
「ご協力できる方で構いませんので、牛乳1杯を毎日飲んで頂けたらと思います」

 豊橋市は、市民にも生乳の現状を知ってもらい日頃の乳製品購入に繋げてもらいたいとしています。