新型コロナの規制緩和で年末に増える飲酒運転を警戒して、愛知県警南署が名古屋市内で取り締まりを実施しました。

 24日夜、愛知県警南署の警察官18人が名古屋市南区の国道247号線・新内田橋南交差点付近で、飲酒運転の検問を行い、ドライバーの呼気を測定しました。

 愛知県警によりますと新型コロナの規制緩和で飲食店などでの飲酒の機会が増え、年末の金曜日は特に飲酒運転が多いということです。

 24日の取り締まりでは、2時間で女性1人が酒気帯び運転で検挙されたということです。

 南区では飲酒運転による人身交通事故が去年より増えていて、飲酒運転の検挙は今年に入り13件あったということです。

 愛知県警南署の齋藤和樹署長は、「宣言解除後の夜から飲酒運転の検挙が続いていて危機感を持って取り締まりに当たっている」などと話しています。