28日、帰省ラッシュが始まりましたが、駅や空港では新型コロナの影響もあり、今年も目立った混雑は見られませんでした。

 28日の朝、JR名古屋駅では…。

神戸に帰省する人:
「神戸の実家の方に帰ります。緊急事態宣言も出ていないので、買えるなら今かなと」

大分に帰省する家族:
「大分に(帰省する)」
「(Q.楽しみにしていることは?)凧あげ」

 東海道新幹線のホームには、帰省する家族連れらの姿がありましたが、目立った混在はなく、JR東海によりますと28日の自由席乗車率は、最高で下りの110%で、上りは最高でも80%だということです。

 中部国際空港では、国内線の出発ロビーには帰省や旅行に向かう人の姿がみられたものの、こちらも大きな混雑はありません。

秋田に帰省する家族:
「秋田。実家に帰ります」
「楽しみです。雪で遊ぶこと」

北海道に帰省する家族:
「北海道に帰省です。今のうちに行っておいたほうがいいかなと」
「コロナが流行る前ぶり、2年ぶりくらいですね」

 中部国際空港を出発する大手航空会社の国内線の予約数は、前の年よりわずかに増えたものの、コロナ感染拡大前の2019年と比べると6割から7割ほどだということです。

 そんな中、帰省に向けてコロナ対策をする人も…。

 名古屋市千種区にある民間の「PCR検査センター」。実家に帰省する前に検査を受ける人の姿がありました。

利用者:
「年末帰省するんで念のためって感じですね。愛知の方から東京の方に。安心は安心かなと思うので」

 検査は1回2000円で、専用のケースに唾液を入れるだけで、1日から2日後に結果をメールで受け取ることができます。

東亜産業の担当者:
「最近、年末年始の移動を加味して受ける方が増えております」

 このPCR検査センターは年末年始も営業を続けるということです。