愛知県稲沢市で来年2月に予定されている国府宮はだか祭で、恒例の裸男の「もみ合い」が新型コロナの影響で中止になることが決まりました。

 毎年2月に開かれる国府宮はだか祭は、下帯姿の裸男たちが神男に触って厄を落とそうともみ合うことから「天下の奇祭」と呼ばれていて、毎年多くの参拝者が訪れます。

 国府宮によりますと、当初もみ合いの実施を検討したものの、新型コロナのオミクロン株による感染再拡大が懸念されることから、愛知県や医療関係者からの助言を受け、中止を決めたということです。もみ合いの中止は、2年連続です。

 もみ合い以外の一連の神事は予定通り行われ、神男はこれまでの経験者から選ばれるということです。