名古屋の中央卸売市場では、新年初めての競り「初市」が開かれました。

 5日午前4時すぎから始まった初市では、北海道などで水揚げされたマグロおよそ280本が並び、競りが始まると仲買人らの威勢の良い声が飛び交っていました。

 5日のマグロの最高値は、北海道で水揚げされた101キロの「本マグロ」で、およそ60万円で競り落とされました。

 ことしは新型コロナの影響で海外からの輸送便が減ったため、鮮魚の入荷量が少なくなっていて、取引価格は去年の1.5倍ほどだということです。