踏切で列車と乗用車が衝突し夫婦死傷…国の運輸安全委が調査 警報機の音が車中でどう聞こえるか等確認
岐阜県郡上市の長良川鉄道の踏切で4日、列車と乗用車が衝突した死亡事故で5日午後、国の運輸安全委員会が調査に入りました。
鉄道事故調査官は午後1時ごろに郡上市大和町の事故現場に入り、現場の状況を調べました。
4日午後2時半ごろに起きた事故では、踏切内で大垣市の藤川治さん(74)が運転する乗用車と列車が衝突し、藤川さんが死亡。助手席に乗っていた妻(71)が大ケガをしました。
調査では列車から踏切までの見通しや、警報機の音が車に乗った状態でどう聞こえるかなどを確認しました。
運輸安全委員会の鉄道事故調査官:
「詳細については分析をしてみないと原因等もわかりません。こういった事故が起きないように、何か対策がとれればいいと思います」