新型コロナの感染者数が150人を上回った愛知県の大村知事は6日午後の会見で、飲食店の利用時に1テーブル4人までを目安とするなど、感染防止対策の徹底を呼びかけました。

大村愛知県知事:
「第6波の抑制ということで、会食・飲食の際は同一テーブル4人を目安にしていただきたい。リスクが高い場所は避けていただきたいと、改めてこの三連休を前にお願いさせていただきたい」

 大村知事は6日午後の会見で、8日から県独自の『警戒領域』の感染防止対策を実施すると発表し、県民に対しさらなる対策の徹底を求めました。

 具体的には、飲食店の利用時に1テーブル4人までを目安とする制限を求めるほか、成人式の参加者に対し、長時間の飲食や大声での会話を控えることなどを呼び掛けています。

 また、まん延防止等重点措置の適用について、大村知事は「入院者数や医療体制の状況に重点を置きながら総合的に判断していく」としています。

 一方、6日の新規感染者が9人と比較的落ち着いている三重県でも、愛知などでの感染拡大を受け、一見知事が警戒感を示しました。

一見三重県知事:
「愛知県との往来はありますので、三重県に入ってくることは必定だと思っています。(オミクロン株は)重篤化する確率は低いとは言われていますが、感染拡大するスピードがかなり早い。重症化して病院に入らなければいけない人が出てくる」