県外の実家等へ帰省した人が約半数…新型コロナ 三重で新規感染者9人 オミクロン株は新たに2人陽性判明
三重県では6日、新たに9人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、オミクロン株には新たに2人が感染していたと発表されました。
感染がわかったのは、県内に住む10歳未満から60代までの男女9人です。
県によりますと、9人のうち4人が年末年始に県外の実家などへ帰省していたということで、県は感染経路を調べています。
9人のうち40代女性はハローワーク桑名の職員で、4日に発熱などの症状が出て、5日に検査を受けて陽性が判明しました。県は女性と接触があった職場の同僚や家族など合わせて11人の検査をしています。
一方、1月上旬に公表された感染者のうち、ゲノム解析の結果、新たに2人がオミクロン株に感染していたと発表されました。
1人は40代の男性で、県外の会社に勤務する親族がすでにオミクロン株への感染が判明していました。もう1人は四日市市に住む年代や性別は非公表の患者です。
2人はいずれもすでにオミクロン株に感染がわかっている患者の濃厚接触者で、県は市中感染ではないとしています。
県内のオミクロン株の感染者はこれで4人になり、いずれも入院しているということです。
三重県の6日時点の病床使用率は前日5日から0.4ポイント上昇し、2.6%になりました。また、自宅療養の患者は2人になり、宿泊療養施設に入所している患者は5人にそれぞれ増えています。