東海地方の経済団体のトップが新年恒例の合同会見で「コロナの抑制」が景気回復のカギになると語りました。

名古屋商工会議所の山本亜土会頭:
「(景気は)いい傾向に行くだろうというのが基本だと思います。感染の拡大を抑えて緊急事態(宣言)が出ないようなことができれば、個人消費を刺激し地域経済を盛り上げることができると期待をいたしております」

 午前10時半から開かれた記者会見で、名古屋商工会議所の山本亜土会頭はことしの景況感について、製造業の業績が改善していることから「回復に向かう」との見方を示しました。

 また新型コロナウイルスについて、ワクチンの3回目接種や治療薬の開発で感染拡大が抑制できれば、宿泊や飲食業なども回復すると期待を寄せました。

 会見後には、2年ぶりとなる「賀詞交歓会」が、参加者を例年の1割以下に絞り、昼食をなくすなど規模を縮小して開かれました。