岐阜県では11日、新たに60人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

 感染がわかったのは、可児市や関市などに住む10歳未満から90代までの60人です。新たなクラスターも7つ確認されていて、このうち6つは変異株検査の結果、オミクロン株の可能性が高いということです。

 新たなクラスターのうち関市の高齢者福祉施設では、職員2人と90代の入所者2人の感染がわかり、合わせて6人のクラスターとなっています。

 このクラスターで最初に感染がわかった愛知県の30代女性は職員の親族で、岐阜に帰省した際に接触があったことがわかっています。

 また、美濃加茂市の保育園では園児2人と職員など合わせて5人の感染が判明したほか、岐南町の保育園でも園児5人と職員1人の感染がわかり、この保育園では追加で園児など69人の検査が予定されています。

 県内の病床使用率は10日時点で13.3%、重症者はゼロです。