岐阜県では12日、新たに165人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。1日に発表される新たな感染者が100人を超えるのは、去年9月11日の153人以来およそ4カ月ぶりです。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む10歳未満から90代までの165人です。

 新たなクラスターも3つ確認されていて、恵那市の高校では生徒15人とその家族の感染がわかり、あわせて16人のクラスターとなっています。

 このクラスターでは運動部やクラス内での感染が広がっていて、接触があった200人以上の検査が進められています。高校は1月12日から14日までの臨時休業を決めています。

 大垣市の中学校では生徒7人など合わせて10人の感染がわかりクラスターとなっています。およそ180人の検査が進められていて、この結果が出る予定の1月12日から15日まで臨時休校としています。

 羽島市の職場で発生したクラスターでは同じ寮に住む7人の外国人技能実習生を含む9人の感染がわかっています。

 12日に発表されたクラスターのうち恵那市の高校と、羽島市の職場のクラスターは変異株の検査の結果オミクロン株の可能性が高いということです。

 岐阜県の病床使用率は11日時点で14.1%、重症者は0人です。