名古屋市港区の金城ふ頭で13日、南海トラフ巨大地震の津波を想定した避難訓練が行われました。新型コロナの影響で2年ぶりの実施となりました。

 訓練は南海トラフ巨大地震が発生した想定で始まり、名古屋市港区の金城ふ頭では13日朝、名古屋港管理組合の職員や金城ふ頭の事業者らおよそ80人が参加しました。

 大津波警報が発令されると、参加者らは名古屋市の津波避難ビルに指定されている高さ11.2mの立体駐車場の屋上に向かい、階段を登って避難しました。

 この訓練は、去年は新型コロナの影響で中止となったため、2年ぶりに行われました。

名古屋港管理組合の担当者:
「こういったことを積み重ねることによって、実際に災害が起こった時に有効に活用できるかと考えておりますので継続してきたい」

 今後は水族館など観光施設を対象にした訓練も行われる予定です。