名古屋市では13日、新たに375人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは10歳未満から90代までの375人で、同じ水曜日で比較すると1週間前の6日の59人に比べ、6倍以上に増えました。

 感染者のうち10代以下が78人、20代が126人、30代が63人などとなっていて、30代までの若い世代が7割を占めています。

 感染経路がわかっているのは175人で、内訳は家庭が72人、職場が29人、知人が44人、施設が30人です。

 13日に感染がわかった10代から20代までの男女15人は、市内にある高校の運動部の生徒やその高校と試合をした別の学校の生徒などで、市は接触者などの調査を進めています。

 12日時点の入院者数は56人で、このうち中等症は13人、軽症は43人です。自宅療養者は前日12日から189人増えて541人となりました。

 市の担当者は「8〜10日の3連休の旅行や会食などの行動が数字に表れ始めている」と話し、今後さらに感染者が増える見込みだとして、警戒感を示しました。